『グループディスカッション』
この単語を聞くだけで
うげぇ…やりたくない…
と、苦手意識を感じてしまう方は結構多いです
それもそのはず!グループディスカッション(GD)では
- 初対面の人と話す
- ディスカッションを行う
- 企業の人に審査されている
などの壁があり、何の対策もなしに挑んでしまってはやられてしまいます
逆に言うと、ある程度対策をしておけば優れたコミュニケーション力がなくても選考を通過することは可能です!
そこで今回の記事では
- 最低限知っておくべき、GDの基礎知識
- GDが上達するためのコツ
について、詳しく説明していきます!
書類選考が通らなくて、GDに参加すらできてない…
という方はES対策の記事も作っていますので、こちらを読んでみてください!
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【ESの超基礎】書類選考の通過に必要な『読まれるES』を書くコツを5つ紹介!
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ESの差別化に効果的な4つのポイントを紹介!【ES通過率UP】
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ESにそこまで不安を感じていない方も、是非1度読んでみてください!
グループディスカッションの基礎知識
GDに参加するにあたり、まずは基本的な知識を身に付ける必要があります
基礎知識を身に付けることで
- 自信をもって議論に参加できる
- 反省点が明確になる
などのメリットがあります
身に付けた知識で、参加したGDの振り返りを行う
改善点を見つけて、次のGDで直せるように行動する
これを繰り返していけば、気が付いたらGDは怖くなくなっています!
流れ
GDには
- 自由討論型(理想の上司の条件は?)
- 2者1択型(朝食はパンとごはん、どちらがいいか?)
- 課題解決型(本屋の売り上げを上げるには?)
などなど、色々なタイプが存在します
ですが、どれも基本的な進め方は同じです
GDの進め方は以下のようになります
- まず、円滑にGDを進めるための情報を決める
- 次に話し合うにあたっての前提共有をメンバーと行う
- 前提が揃ったら、アイデアを出していく
- ある程度アイデアが出たら、意見のまとめや深堀を行う
- 発表がある場合は準備も進めておく
この流れを抑えておくとで、GD経験者がいたとしても喰らいついていくことができます!
この手順の中でも特に、前提共有を丁寧に行うことをおすすめします
例えば、「本屋の売り上げを上げる」というお題が出されたときに、本屋が駅前なのか田舎なのかで戦略が変わってきますよね
議論が進んできてから前提が違うことが発覚すると、とても面倒です
議論に進む前にメンバーの頭の中に同じ情景が浮かんでいるようになれば、心配いらないですね!
役割
GDには大きく分けて司会・書記・タイムキーパー・アイデアマンの4つの役割があります
司会、書記、タイムキーパーは基本的に1人が受け持ち、残りの人がアイデアマンとしてGDに参加することになります
それぞれの役割と、役割をこなす際の注意点をまとめました
どんな役割についても、議論に参加しなければ評価されません
役割関係なく、しっかり発言していきましょう!
担当する役割によって、選考の通過しやすさは変わりません
自身の得意な役割を見つけて、チーム全員で活発な議論を行うことが最も評価に繋がります
企業が見ているポイント
GDに取り組む前に、企業はGDでどの点を評価しているのかを理解しましょう
評価ポイントを理解することで『よりアピールするにはどう動けばいいのか』を考えやすくなりますね!
大前提として、企業はGDを通して
- チームで議論を行っている
- 議論に貢献している
人材を見つけたいと考えています
そのために学生側は『スタンス』と『スキル』に分けられる
の4つのポイントを意識してGDに取り組む必要があります
それぞれを詳しく説明していきます!
積極性
GDにて積極的に議論に参加し、結論を結論を導き出そうとする姿勢
それは、会社に入って主体的に仕事に取り組んでくれるか、を判断する材料となります
逆に、話が振られるまで何も話さないなどの受け身な姿勢の学生は、入社後も指示待ち人間となる可能性があるため採用しづらいですよね
- 役割関係なく議論が上手く進むよう干渉する
- チームで活発な議論ができるよう積極的に参加する。自分の発言量が多ければ言い訳ではない
協調性
1つの仕事には、とても多くの人が関わっています
企業は様々なタイプの人とした際に、チームの輪を乱さず生産性を上げてくれる人材を求めています
逆に、人の話を聞かない・自分の都合ばかり考えるなどチームワークを乱す人は生産性を下げるため、採用されません
- 人の意見をしっかり聞く(傾聴姿勢をとる)
- 人の意見を頭ごなしに否定しない
- 議論が盛り上がると話がそれがち。ゴールを見失わず議論の修正を行う
傾聴姿勢とはどのようなものなのか
記事の後半『他メンバーの話をしっかり聞く』にて説明しています!
思考力
- 問題を解決する
- 人に分かりやすく説明する
仕事を効率的に進めていくためには上記のような能力が必要で、それらは思考力の高さと関係してきます
誰もが考え付かないアイデアを出す必要はありません
ですが自身の考えを根拠を持って話せると、企業に思考力の高さをアピールできます
- アイデアを述べるときは、一緒に聞き手が納得できる根拠も話す
- 話し合っているアイデア・解決策に抜け漏れがないかを考える
- 伝わりやすい話し方をする(結論ファーストを意識する)
議論展開力
先ほども述べたように、仕事は1人ではできません
だからこそ、業務に占めるミーティングの割合は多くなります
GDにて様々な切り口から議論を発展させて行ける人は、入社後もミーティングに活気をもたらしてくれる人材として期待が高まりますね
- 抽象的なお題の定義付けを提案する
- 挙がったアイデアをグループ化し、共通点を見つけ出すことで議論の焦点を絞る
- アイデアを評価する基準を提案し、アイデアの選定基準を明確にする
文字数が多くなってしまうので、意識するポイントが抽象的になっています…!
要するに、議論を広げたり深めたりする意見を出していこうということです!
【すぐに使える】GD上達のコツを紹介
ここからはGDの通過率を上げるために出来ることを紹介していきます
前章で企業が見ているポイントとして、『スタンス』と『スキル』を挙げました
今回は『スタンス』に分類される積極性・協調性をアピールする方法について説明していきます
『スキル』に関しては一朝一夕で身に付くものではないので、この記事では省きます
開始直後に何か発言する
GDに慣れていないと、初めましての人と議論を行うのはハードルが高いですよね
とり彦もそうでした!
最初のころは15分あって4言しか話せなかったこともあります 笑
ハードルを下げる為に、GDが始まった直後に何かを発言しましょう
- 「よろしくお願いします」を一番に言う
- 「まず時間配分を決めませんか?」と提案する
などなど本当に何でもいいです
何も発言できない時間が長くなればなるほど、発言のしにくさは増していきます
最初に発言することで、自身の存在感をアピールしていきましょう!
他サイトではGD開始前にメンバーとコミュニケーションをとる、をおすすめしていますが、それができたら苦労しませんよね…
GDの発言のしにくさはよーく分かります
だからと言って何も話さないと、評価されないどころか練習にもなりません
どうせもう会うこともない人たちだと割り切って、開始直後に何か発言してみましょう!
他メンバーの意見をしっかり聞く
この記事では何度もお伝えしていますが、GDの目的は
チームメンバー全員で議論を行い、1つの結論をだすこと
です
そのためには
- 傾聴姿勢をとる
- 頭ごなしに意見を否定しない
などに気を付ける必要があります
- 人が話しているときに、頷き・相槌を打つこと
- 目を見て話を聞くこと
など、人から意見を聞きだすときのテクニックのこと
メンバー全員がのびのび話せる場を作ることで、議論が活発なチームを作ることができます
話を聞くときに意識すればいいので、比較的行動に移しやすい項目ですよね!
GDに慣れ余裕が生まれてきたら、発言量が少ない人に話を振るなどをしていきましょう
自分のことだけではなく、メンバーへの気配りができる人材は優秀だと思われやすいです
しゃべりすぎない
自分の意見や考え方ばかり話していては、自己中心的な人だと判断され低い評価を受けてしまいます
メンバー全員が話せるよう
- だらだら話さず、伝えたい事を端的に伝える
- 自分の意見ばかりではなく、メンバーの意見も積極的に聞く
などに気を付けましょう
もし同じチーム内にずっと話している人がいる場合は
なるほど…○○さんの意見も取り入れて考えていこうか!
△△さんはこの議題についてどう思う?
のように、意見を受け入れつつ他の人へ話題を振れるようになれば、GD中級者を名乗れますね!
最後に
今回の記事では、GDの基礎知識と上達のためのコツについて説明していきました!
今回の記事を読んで
GDでは個人の能力というより、チームで活動する時の立ち振る舞いを見られているのか
と感じてもらえていたら嬉しいです
GDは「何としてでも自分は受かる!」と考えるより「このメンバー全員で受かろう!」と考えて挑む方が、通過率は高くなる傾向にあると感じます
基本的な知識と簡単なコツを抑えたら、あとは実践あるのみです
色々な選考やイベントに積極的に参加して、GDの経験を積んでいきましょう!
選考を突破する方法を学ぶことは大切です
ですが、就活の土台となる『自己分析』を疎かにはしていませんか?
あ…自分の事かも…
とちょっとでも心当たりのある方に向けて、自己分析の必要性を説明する記事を書きました!
詳しくはこちら👉https://torihiko381.com/self-analysis-need/1837/
自己分析で人生が変わった たかひろ から、1つ言わせてください。
1回だけでもいいから、ちゃんとした自己分析を経験しておこう(真顔)
就活に限らず、自己分析をやるタイミングは早ければ早いほどよいです
この機会に挑戦してみてください!
それでは、この記事はここまでにしようと思います!
最後まで読んでくださり、ありがとうとございました!
ではでは!