こんにちは!社会人1年目で1人暮らしを始めたら貯金が全然増えないとり彦です!
とり彦って何者?という疑問にはこちらの記事で軽く紹介しています!
興味がある方はこちらも是非!

皆さんは就職後に発生する重大イベント『配属決め』についてどれだけ知っていますか?
せっかく入りたい企業に入れたのに、配属先によっては思っていた仕事ができないかもしれません
そこで!この記事では
- 配属先の重要性/決め方
- 希望職種に就く可能性を上げる方法
の2つについて、メーカーで技術職として働いているとり彦の実体験をもとに説明していきます!
入社して最初の配属先は、今後のキャリアにも大きく関わってきます
指を咥えて待っているだけではなく、希望職種に配属されるために行動してきましょう!
配属先の重要性/決め方
配属決めとは?
大きな会社になればなるほど1つの仕事(製品)に多くの社員が関わっており、効率よく仕事を進めるためにも仕事は細分化されます
その結果、職種ごとに全く異なる仕事を行っているのです
メーカーに存在する職種とそれぞれの業務内容については、こちらの記事で説明しています!
興味がある方は、合わせて読んでみてください!

新入社員は全体研修を終えた後、様々な職種への配属を命じられます
職種ごとに業務内容が異なるため、入社前の想像とは全く違う仕事を行う可能性もある訳です
そのことからも、配属決めは就活と同じぐらい重要なイベントであるといっても過言ではありません
配属先の決め方
そんな配属先は人事部によって決められます
そして、配属先の決め方はブラックボックスとなっていることがほとんどです
勇気を振り絞って配属先の決め方を質問しても
皆さんの希望と会社の都合を考慮して決めていきます
会社としても配慮しますが、皆さんが希望の配属先に行けるわけでは無いことをご理解ください
とはぐらかされてしまいます
企業説明会・面接・入社後研修などあらゆる場面で『配属先の決め方』について聞いてみましたが、基本的にいつでも上記の様な回答でした… 笑
研修期間中に『配属希望調査』や『配属面談』が行われることが多いですが、希望通りにならないことも多いです
それ以外では新入社員からの干渉はできなかったため、やはりどの部署に配属されるかは人事部次第だと感じました
新入社員の配属先は『配属式』にて一斉に発表されます
とり彦の同期にも配属式が終わった後に絶望の表情を浮かべている人が何人かいました…
不明なことが多く恐怖しかない配属決めですが、人事部とて適当に決めている訳ではないはずです
とり彦自身も研修期間中に「配属に関係ありそうだぞ?」と思うことがいくつかありました
そこで、次の章では人事部が配属先を決めるために考慮している要素を考察していきます
配属の決め方を考察してみる
とり彦の経験や友人の話を聞いて、配属決めに関係すると感じた3つはこちらです!
- 最終学歴
- 個人の能力/性格
- 本人の意思
学歴って…入社した後だとどうしようもないじゃん…
と思うかもしれませんが、配属決めに関わる大事な要素ですのであえて書きました
繰り返しますが、配属決めは新入社員が干渉できるものではありません
ですが、自ら行動することで希望する職種へ配属される可能性を上げることはできると考えています
配属決めの裏側を知り、対策を考えてみてください!
最終学歴
最終学歴の中でも更に『文理』と『学位』の2つの要素が配属決めには影響してきます
『学位』に関しては、理系の方のみに関係してくるものですね
それぞれ詳しく解説してきます!
文理
知っている方がほとんどかと思いますが、文系理系どちらの出身なのかで就ける職種が変わってきます
- 文系出身は総合職(人事、総務、営業など)
- 理系出身は技術職(開発、研究、生産技術など)
この職種分けが覆ることは基本的にありません
技術職から総合職への異動は、入社して時間が経過してから部署異動という形でありえます
ですが、総合職から技術職への異動はないかと思います
IT系の中小企業では、文系出身でも適性があれば開発職に就くこともあります
ですが、メーカーであればこの前提が守られると思います
学位
理系出身の場合、学部卒か院卒かも配属決めに関わってきます
大企業では
- 学部卒:生産技術職、品質保証職など製品の生産に関わる仕事
- 院卒 :研究開発職など今後発売予定の製品に関わる仕事
のような配属決めが多い傾向にあります
ですが、本人のやる気や会社の都合でこの傾向と異なる配属が行われることも少なくありません
・学部卒だけど開発職に就きたい!
・院卒だけど生産技術に興味があるなぁ
という方は、『配属希望調査』や『配属面談』の機会に人事部へ積極的にアピールしていきましょう
『配属希望調査』や『配属面談』とは、人事へ自身の配属先希望を伝える場のことです
後に出てくる やる気 についての解説章で詳しく説明します!
個人の能力/性格
入社後に行われる研修では
- 組織の説明や製造している製品など会社についての研修
- ビジネスマナーなど社会人スキルを身に付ける研修
- 集団の中での動きをみるグループワーク
- 基礎学力を図るテスト
などの内容が行われます
それらを通して、新入社員は会社を人事部は新入社員の能力/性格を知っていくのです
職種ごとに必要とされる能力や向き不向きの性格が異なるため、人事部はと合致する人物を研修を通して見つけていきます
やる気
・私はこの会社で○○を成し遂げたい!そのためには△△職が一番適していると思う!
・この職種で経験を積むことで、将来は××のような人材になりたい!
のように、自身のやる気と合わせて希望する職種を人事に伝えることはとても効果的です
そんな自身の考えを人事に伝えられる場が、『配属希望調査』や『配属面談』です
2つの違いは前者が紙面上でのアピールで、後者が直接話してアピールする点です
ES(配属希望調査)と面接(配属面談)だと思ってもらえれば大丈夫です!
会社が学生の意見を聞いてくれる数少ない機会ですね
会社に入って成し遂げたい事や決まった職種への熱意を持っている人を、人事は尊重します
せっかく採用したのに希望が通らなかったことに絶望して、やる気がなくなる & 仕事を辞められても困りますからね
可能性を上げる為にできること
今までは配属決めに関わる要素について考察してきました
ここからは考察を踏まえたうえで、希望職種へ配属される可能性を上げる方法について説明していきます!
残念ながら『学位』や『個人の性格』については今更どうしようもできないです…
なので、『個人の能力』と『やる気』を高く見せるための方法を解説していきます!
社内テストで高得点を取る
物理・数学・英語などの基礎学力から研修に学んだ知識の確認テストなど、入社後にはいくつかのテストを受けることになると思います
それらのテストで高得点を取ることはとても重要です
配属先は同期との競い合いです
同期の中でも優秀な人材だと示すことが、希望する配属先に配属される近道です
とり彦の会社では、研究職・開発職に配属された同期は総じて好成績でした
テストは例年行われているものと似た構成になっている可能性があります
先輩社員や同期から情報を集めて、過去のテストの傾向から対策をとっていきましょう!
テスト対策の方法は社会に出ても同じですね!笑
先輩社員から話を聞く
職種名や軽い職種紹介で想像していた仕事と、実際にやっている仕事が少し違うということもよくあります
そこで配属前に先輩社員(OB社員)から、実際にどんな仕事をしているのかを直接聞く方が早くて正確です
新入社員という肩書だけで、社員の方は快く時間をとってくれます
入社前には話せなかった具体的な仕事内容も、新入社員なら話してもらえることが多いです!
自身の想像で配属先の仕事内容を決めず、話を聞いてから判断することで
なんか想像していた仕事と違う…
と悩む可能性が下がります!
アピールする際のポイントを押さえておく
『配属希望調査』や『配属面談』で自身の希望を通りやすくするために、ポイントを押さえておくことが大切です
この記事では、配属希望を通りやすくするためのポイントを3つ紹介します
『配属面談』を行う方は、今から紹介するポイントをより意識して面談に取り組んでください!
- 具体的な目標/キャリアプランを伝える
- 希望に優先順位をつける
具体的な目標/キャリアプランを伝える
将来的にその職種でやってみ見たい仕事や自身が歩んでいきたいキャリアプランを人事に伝えることは、その職種への志望度の高さをアピールするのに効果的です
すでに将来のことをここまで考えているなんて…
この子を希望している部署に配属させたら、とても真摯に仕事に取り組んでくれそうだ
そう人事の方に思って貰えたら、希望通りに配属してもらえる可能性がぐっと上がります!
ここで注意してほしいのは、具体的かつ現実味を帯びた動機を話すことです
抽象的な目標や夢物語を話しても、人事の方に
「この子ならやってくれそうだ…!」
と思ってもらえないですからね
希望に優先順位をつける
自分の希望をすべて通してもらおうとするのは傲慢です
人事の方は新入社員全員の希望を聞いている訳で、そのすべてに答えられるはずもありません
そこで、自身の希望の中でも優先順位を付けることが大切です
- モノに触れられることが重要
- お客様とのコミュニケーションをとれることが大切
- 実家から近い勤務地がいい
などなど、人によって一番大切にしたいことは異なります
○○という目標があるため、△△の事業には携わりたいと考えています。理想を言えば勤務地は××であると嬉しいです
このように優先順位を付けて、人事の方にアピールを行いましょう
最後に
ここまでの記事で
- 配属先の重要性/決め方
- 希望職種に就く可能性を上げる方法
について説明していきましたが、いかかでしたか?
内定をもらってやりたいことができる!と思っていたら、就職後にもまだ壁が待ち受けているんですよね…
無事就職できたからと安心せず、配属先が決まるその日まで頑張ってください!
記事の中でも書きましたが、『配属決め』はブラックボックスかつ会社によってやり方が大きく異なります
なので一企業ではこんな傾向にあったんだな、と参考程度に考えていただけると嬉しいです!
それでは本記事はここまでにしようと思います
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ではでは!