こんにちは!キャリア支援のボランティア活動を行っていた際、50以上のESを添削した経験を持つとり彦です!
今回の記事では、採用担当者が目を通してくれるESを書くために意識すべきポイントについて紹介してきます!
就活を進めていく中で
ES(エントリーシート)がなかなか通過しない…
どうしてだ…?
と悩む就活生はとても多いです
悩みぬいた挙句、書類選考を通過するために
- エピソードを誇張して書く
- 関係ありそうな強みを片っ端から詰め込む
などの誤った方向に進んでしまう方も多くいます
他の就活生と差別化できるESを作ることは、もちろん大切です
ですが、ESの内容ばかりを気にしている方にこそ言いたい!
皆さんのES、そもそも読まれていますか?
そこで、今回の記事では
- 読まれるESの特徴
- 読まれるESを書くテクニック
の3つについて説明していきます!
是非最後まで読んでみてください!
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上手く活用して効率よく就活を進めましょう!
そもそもESってどんなもの?
ESの書き方を学ぶにあたり
そもそもESって何のために書いてるの?
と疑問を持っている方もいるかもしれません
そんな方のため、ESの基礎知識である
- 選考における位置づけ
- 選考を行う意図
- よく聞かれる質問
について簡単に解説してきます!
具体的な方法について知りたい方は、次の章まで飛ばしてください!
基礎を押さえている方でも、復習の意味も込めて読んでみるのもいいかもしれません!
選考における位置づけ
ES選考は内定までの道のりの、正に第一歩といえる位置づけの選考です
ここを乗り越えないと採用担当者に直接アピールすらできないため、丁寧に対策をしていきたい選考です
選考を行う意図
ES選考は以下の2つの目的で行われています
志望者の絞り込み
限られた人数の採用担当者で、多くの志望者の中から会社に合う優秀な人材を見つけるため
面接用のの情報収集
面接という短い時間で就活生の人となりを把握できるよう、就活生の情報が詰め込まれたESをもとに質問していくため
よく聞かれる質問
企業や年度によって、ESの内容は変化します
ですが採用担当者が知りたい情報は同じであるため、質問内容も似通ってきます
そこで、よく聞かれる質問の一例を紹介します!
事前に準備しておくことで、〆切に追われず完成度の高いESが提出できますね!
- あなたが学生時代に頑張ったことは何ですか?
- 自己PRを記述してください
- 学生時代に力を入れた勉強/ゼミ活動を教えてください
- 当社を志望する理由を教えてください
- 研究内容を教えてください
最後の『研究内容を教えてください』は理系就活をすると必ず聞かれる質問です
院生であれば行った研究内容を書けば問題なですが、学部生であると回答に困る質問です
研究内容を聞かれた際の対策の記事も書いたので、興味がある方は読んでみてください!
詳しくはこちら👇
研究室すら未定な理系学生が『研究内容』を聞かれたらどう対処する?例文を使って詳しく解説!
読まれるES/読まれないESが生まれる理由
『読まれるES』を書くコツを紹介する前に、採用担当者がESとどう向き合っているのかを理解しておきましょう
企業が読みたくてES提出を求めているのだから、どんなESでも読んでくれるのでは?
と考えている方に、『読まれるES』を書くことの重要性を分かって貰えると思います!
就活シーズン中、採用担当の方は想像以上に忙しいです
企業によって差はありますが、1つの企業に対し数十から数千の申し込みがあります
ですが、ほとんどの企業では多くの申し込みに対し、少ない人数で書類審査を行っています
そのため、1枚のESを読むのにかける時間は短くなってしまいます
ぱっと目を通して内容が理解できなければ
この就活生は人に伝える力が不足しているな
と判断され、それ以上読んでもらえないことが多いです
読みにくく分かりにくい文章を苦労して解読してくれるほど、採用担当の方は優しくないということです
ES選考を通過するためには、ESの内容と同じぐらい読みやすい文章を書くスキルが大切になってきます
『読まれるES』を書くコツ
前章で『読まれるES』を書くことの重要性を理解してもらえたかと思います
ここからは
どうしたら『読まれるES』を作ることが出来るの?
という疑問に答えるため、具体的なコツを紹介していきます!
『読まれるES』を書くために押さえるべきコツはこの5つです
- 『結論→理由→具体例→結論』の構成で書く
- 聞かれていることに正しく答える
- 1文は25~50文字に納める
- 情報を詰め込みすぎない
- 違和感のない文章を書く
それぞれ、詳しく見ていきましょう!
最後にはコツを踏まえて書いたESの例文を紹介します!
参考にしてみてください!
『結論→理由→具体例→結論』の構成で書く
ESの文章を構築する際には
- 結論:これから何について書くのかを最初に述べる
- 理由:結論に至った理由を説明する
- 具体例:より正確に理解してもらうため具体例を用いて説明する
- 結論:伝えたい結論を繰り返しで述べる
の手順で作っていきましょう
この手順で書かれた文章は、スムーズに頭の中に入ってくる文章となります
最初に結論を述べるのが重要なポイントです
何について書かれているか分からない文章を読むことは、無駄に集中力が必要となってしまいます
この構成を守ってESを作成することで、採用担当者が就活生の主張内容を正しく理解してくれることに繋がります
聞かれていることに正しく答える
聞かれていることに答えるのは当たり前では?
こう感じる気持ちは分かりますが、出来ていない方が意外といます
よく見る例としては
- 自己PRを聞かれているのに、自身の成果ばかり述べている
- 志望動機を聞かれている、会社のいい所を説明するために文字数を使っている
などがあります
例を挙げてみると、心当たりがある方もいるのではないでしょうか?
ESを書き終えたら、質問とESの内容が繋がっているのかを再度確認しましょう!
1文は25~50文字に納める
息つく間もなく喋られ続けると、聞いているだけでも疲弊してきますよね
それと同じで、区切りがなくだらだらと書かれている文章は読んでいてストレスが溜まります
読みやすい文章とするために、1文は25~50文字に収めましょう!
よくあるミスとしては、句読点(、)はあるけど句点(。)がないというものです
意識して文章を区切るようにしましょう!
1文に句読点(、)が3つ以上入っている文章は、どこかで区切れないか確認してみましょう!
情報を詰め込みすぎない
ESを書いていると
- なぜやろうと思ったのか(エピソードの背景)
- 自身がやってきた具体的な行動
など盛り込みたい情報がたくさん出てくると思います
ですが、1つの質問に対して情報を盛り込みすぎると
- ほんとにアピールしたい箇所が霞んでしまう
- 情報量が多く読んでいて疲れる
- 制限内の文字数に納めるのが難しくなる
など、デメリットの方が大きくなってしまいます
そこで、頭に浮かんだ文章をそのまま書くのではなく必要な情報を絞り込むようにしましょう
- 1番伝えたい情報は何かを決める
- その情報のアピールに必要な補足情報を絞り込む
- 絞り込んだ情報を使ってESを作成する
のような流れで作成するとやりやすいかと思います!
違和感のない文章を書く
これも当たり前ですがわざわざ書くほど重要なポイントです
例えば、皆さんが調べ物をしていた時に
- 話の辻褄が合わない
- 説明の納得ができない
記事を読んだら
なんか信用できない記事だな…
と感じて読むのを辞めると思います
ESを読む採用担当者も同じです
- アピールしたい点に合わない具体例が書いてある
- 具体例の中で、課題に対する解決行動が論理的でない
などの違和感があると、信用できない人物であると思われてしまいます
そう思われないためにも、ESが完成したら矛盾がないか読み直して確認しましょう
自分で書いた文章の矛盾を見つけるのは難しいことです
そこで、第三者(親・友人・就活エージェント)から添削してもらうことをおすすめします!
読み手のことを考えてESを書こう
何も考えずにESを書いていては、読んですら貰えないかもしれません
読み手のことを考えて書くことで、やっとスタートラインに立てます
今回紹介したコツを意識してESを書いてみましょう!
今回紹介したのは基礎の知識です
書類選考を通過するためには、さらにESのレベルを上げる必要があります
ESのレベルアップには、第三者から添削を受けるのが一番の近道です
第三者の候補としては親、友人、就活エージェントがいます
その中で、とり彦は就活エージェントに添削して貰うことをお勧めしています!
就活エージェントは上手く活用すれば、ES添削以外でもとても心強い味方となってくれます
就活エージェントの
- 仕組み
- メリット/デメリット
- おすすめの就活エージェント
を紹介した記事も書いていますので、興味がある方はここから申し込みをしてみてください!
【内定の近道】就活エージェントを上手く活用しよう!おすすめエージェントも紹介
それでは今回の記事はここまでにしようと思います
ではでは!