こんにちは!キャリア支援のボランティア活動を行っていた際、50以上のESを添削した経験を持つとり彦です!
今回の記事では、ライバルが書いたESと差別化するのに効果的なポイントを紹介していきます!
就活を進めていく中で
色々な企業にESを提出したけど、通過率が低すぎる!
どうすればいいのだろうか…
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
魂を込めて書いたESがあっさり落とされると、かなりメンタルにきますよね…
採用担当者は1日に多くのESを読みます
そのため、
- 学歴
- 希少性の高い経験をしている
- 似通ったエピソードでも差別化が出来ている
などの特徴があるESに目が留まり易くなり、それらが書類選考を通過していきます
学歴や今までの経験なんて、今更どうしようもできないよね…
それは確かにその通りです
ですが周りの就活生のESと差別化することは、書き方を工夫すれば可能です
そこで今回の記事では、ESの通過率を上げるために
- そもそも企業がESで知りたい内容ってなに?
- 周りと差別化できるESの書き方
について説明していきます!
この記事を読んで周りの就活生と一味違ったESを書くことで、書類選考の通過率を少しでも上げましょう!
今回の記事はES対策の中でも発展編の記事となります
・そもそもまだES書いたことないなぁ
・書いたことはあるけど、書き方や内容に自信がない…
なんて方は、まずES対策の基礎から学んでみてください!
基礎が固まる前に発展の知識を学んでも、効果は薄いですからね!
詳しくはこちら👇
【ESの超基礎】書類選考の通過に必要な『読まれるES』を書くコツを5つ紹介!
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上手く活用して効率よく就活を進めましょう!
【大前提】企業がESで知りたい事とは
ESを書き始める前に、まず企業がESの内容から就活生のどんな情報を読み取ろうとしているのかを理解しておきましょう
相手の知りたい情報が分かっていないければ、適切な文章が書けないですからね!
さっそく結論ですが、企業はESから就活生の
- 人となり(能力/価値観)
- 志望度の高さ
の2つの情報を読み取ろうとしています
ここからは上記2つの情報を企業が
- なぜ知りたいのか
- どこで判断しているのか
を説明していきます!
人となり(能力/価値観)
なぜ知りたいのか
当たり前ではありますが、企業は能力が高く、会社の風土にあう人材を採用しようとします
ただ、応募者1人1人を直接見定めるには採用担当者の人数が足りません
効率的な採用活動を行うため、ESの内容から会社にあう人材へと絞って面接を行っているのです
どこで判断しているのか
就活生の能力/価値観を含む『人となり』はガクチカや自己PRなどの質問を通して見られます
理由は具体的なエピソードから、その人の行動原理や思考プロセスが読み取れるからです
例えば
- なぜその行動をしたのか、からは価値観を
- 課題に直面した際にどのように考えて解決したか、からは思考能力を
見ることができます
志望度の高さ
なぜ知りたいのか
採用担当者からすると、内々定を出したすべての学生が入社してくれるのが理想です
ただ、現実は他企業に行くことを決め、内々定を辞退する学生も一定数います
そのため、採用担当者は自社への志望度が高い就活生(辞退しない学生)に内々定を出したいと考えます
採用人数にもノルマがあるため、辞退されると追加で採用活動を行う必要がありますからね
志望度の高さを伝えることは、ESの通過にとても関わってきます
どこで判断しているのか
『志望度の高さ』はその名の通り志望動機で見られることが多いです
志望動機に書いてある情報で
- その人がどれだけその企業のことを調べたのか
- その会社で働く気はあるのか
などがある程度分かってしまいます
想いが強くても、その熱意を伝えられる文章が書けないと、採用担当者には届かないですね!
企業のHPを少し調べたら分かる情報だけを使ってESを書くと、書類審査で落とされる可能性が上がってしまいます!
差別化に効果的なポイントを紹介
前の章で、企業はESを通して
- 人となり(能力/価値観)
- 志望度の高さ
の情報を読み取ろうとしている、と理解できたと思います
次はそれらをアピールするのに効果的な文章の書き方を紹介していきます!
企業が知りたい情報を盛り込むために、この4つポイントを意識して文章を書きましょう!
- 行動の理由を明確にする
- 思考プロセスを具体的に書く
- 自身の特徴/強みの表現を工夫する
- 志望動機を丁寧に書く
具体的な説明と共に、とり彦なりの改善例も書いてみました!
参考にしてみてください!
行動の理由を明確にする
なぜそれをしようと考えたのか
行動原理(動機)を説明することは、自身の価値観をアピールするのに効果的な方法の1つです
動機をESに盛り込むことで
- 自分らしさをアピールできる
- 面接官から質問してもらうネタとなる
などのメリットがあります
採用担当者にとって、ESに書いてあるエピソードのほとんどは見飽きた内容のものです
ありきたりのエピソードで他のESと差を付けるなら、行動原理(動機)の説明に力を入れましょう!
動機を丁寧に書きすぎて、やったことが淡泊になってしまっては本末転倒です!
文字数との兼ね合いは、就活生にとって永遠?の課題ですね 笑
思考プロセスを具体的に書く
課題に直面した時に何を問題だと捉え、どんな行動をとったのか
ここを見ることで
- どこに問題意識を持つのか(価値観)
- 課題を解決するまでのプロセス(論理的思考力)
の2つに触れることができます
特に、論理的思考力は会社に入ってとても重要です
問題を解決した手順を、出来る限り丁寧に書くようにしましょう!
先の見えない課題をどう乗り越えたのか
その情報は、その人の人となりを判断するのに十分役立つ情報となります
自身の特徴/強みの表現を工夫する
他の就活生と差別化を図るには、伝え方を工夫する必要があります
自身の特徴・強みを伝えるときに
- コミュニケーション能力
- リーダーシップ
- 向上力
- 行動力
などのキーワードを使って説明している方がほとんどだと思います
たしかに簡潔に説明することは大切です
ですが簡単にしすぎると、他の就活生との差別化ができなくなってしまいます
そこで、『具体的な説明 + キーワード』で説明を行うことをおすすめします!
他のESとの差を付けつつ、自分らしさもアピールできる
まさに一石二鳥の効果が得られますね!
志望動機を丁寧に書く
前述しましたが、企業は自社への志望度の高い就活生を求めています
志望度を高く見せるために
- 表面的な情報だけで書かない
- 入社後に何がしたいのかを明確にする
の2つのポイントを意識して志望動機を書きましょう!
いや、重要なポイントは分かったけど、書くのに苦労するやつ…!
と頭を抱える皆さんのために、対策方法も踏まえて詳しく説明していきます!
表面的な情報だけで書かない
志望動機の作成に手を抜くと
- 社会課題から派生した志望理由
- 興味のある事業は会社のHPから引用
など、他の就活生とそっくりな志望動機になりがちです
周りと差を付けるためには
などの工夫が必要ですね!
今後の経営方針は、大きな企業であれば
企業HP → 株主・投資家向け情報 → 決算発表・IRイベント
に掲載されていることがほとんどです
少し難しいですが
- 現在企業が抱えている課題
- 今後力を入れていく事業
などが載っており、志望動機を書くのにとても参考になります!
入社後に何をしたいのかを明確にする
志望動機の中に
- 入社後に関わりたい仕事
- その会社で成し遂げたい事
など、具体的な目標を盛り込むことで
この子はやる気を持って、会社のために働いてくれそうだ
と、採用した後のことをイメージしてもらいやすくなります
ただ目標を述べるだけではなく
- なぜその目標を持っているのか
- どのように目標を達成しようと考えているか
の様な、説得力が増す情報を加えるようにしましょう!
採用担当者に入社後の姿をイメージさせられれば、内定に一歩近づきますね!
ESは奥が深い
ESの差別化の方法について説明してきました!
ここまで記事を読んでみて
まだESもちゃんと書けていないし、ちょっと難しかったかも…
と感じた方は、ES作成の基礎編も記事にしているので是非読んでみてください!
詳しくはこちら👇
【ESの超基礎】書類選考の通過に必要な『読まれるES』を書くコツを5つ紹介!
ESをレベルアップするために色々書きましたが、一番効果的なのは第三者に添削して貰うことです!
第三者からESの内容について指摘して貰うことで、文章の書き方だけでなく自己分析にも繋がります!
質の高いFBを受けるために、就活エージェントの活用をおすすめします
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を紹介した記事も書いていますので、興味がある方はここから申し込みをしてみてください!
【内定の近道】就活エージェントを上手く活用しよう!おすすめエージェントも紹介
それでは今回の記事はここまでにしようと思います
ではでは!